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代表取締役 社長執行役員 赫 裕規

株主の皆様をはじめ当社のステークホルダーの皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り心より御礼申し上げます。

2021年度~2025年度に渡る「中期経営計画 第2フェーズ」は、今期で4年目となりました。「中期経営計画 第2フェーズ」では、既存ビジネスの確実な成長により売上高1,000億円、経常利益40億円を達成するだけではなく、+αの取り組みにより売上・利益のさらなる積み上げを目指しております。また、配当については、これまで継続して来た増配をさらに継続し、2025年度での22期連続増配に向けて努めております。

当社グループの2024年3月期連結決算は、売上高1,062億16百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益42億27百万円(同5.5%増)、経常利益45億28百万円(同6.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益31億14百万円(同4.6%増)となりました。

2024年3月期の増収増益により、売上高につきましては、9期連続での過去最高売上高の更新となりました。営業利益、経常利益につきましては、上場来初の7期連続の増益で、さらに6期連続での過去最高利益の更新となりました。前期の配当につきましては、当初予想の年間配当48円に、5年間の中期経営計画(第2フェーズ)で掲げている売上高1,000億円達成記念の記念配当4円を期末配当に加え、前期比6円増配し、1株当たり52円の年間配当といたしました。これにより20期連続の増配となっております。

今期の連結業績予想につきましては、売上高1,120億円(前年同期比5.4%増)、営業利益43億50百万円(前年同期比2.9%増)、経常利益46億50百万円(同2.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益31億50百万円(同1.1%増)を見込んでおります。今期も、原料価格や燃料費上昇によるコスト増加が懸念されており、連結業績予想では、その影響を見込んでおります。

今期の年間配当予想につきましては、前期の記念配当を含んだ年間配当より2円増配の1株当たり54円とすることで、21期連続で増配するものとしています。また、2023年より、当社株式への投資魅力を高めると同時に、当社の事業内容をより身近に感じて頂くきっかけとして、当社のお客様の商品を集めたカタログギフトや寄附を内容とする株主優待を実施しております。

最後に、経営基本方針の一つであるESG経営の推進により、サステナブルな社会の実現のため、企業活動を通じて様々な社会課題の解決を図って行くべく努力して参りますことをお約束し、ご挨拶とさせていただきます。

今後も変わらぬご指導・ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

株式会社 高速
代表取締役 社長執行役員 赫 裕規

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