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転勤・研修・キャリアのことキャリアアップを知る

高速の営業・事務・物流業務をリードする管理職層の成長過程と意気込みをご紹介します。
キャリアアップは多種多様。時代の変化に対応しながら重ねたキャリアにはそれぞれの “ストーリー”があります。

2001年入社

関西・中四国支社 支社長平賀 知之

社歴

2001年 04月
郡山営業所 配属
2003年 10月
白河営業所
2005年 04月
白河営業所主任
2008年 04月
横浜営業所所長
2014年 04月
関西エリア統括
2016年 04月
東海・近畿支社長代理
2017年 04月
東海・近畿支社支社長
2021年 04月
関西・四国支社支社長
2024年 07月
関西・中四国支社支社長(現職)

「高速」の仕事観、人材観を肌で感じた新人時代

私が最初に配属となったのは郡山営業所。東北には歴史のある営業所が多く、そのぶん古くからのお客さまも多いのが特徴です。経験が無いなかで膨大な商品群と向き合い、ひたすらに奮闘を重ねた新人時代の、その成長の過程を振り返ってみると、そこには、お客さまに育てていただいた当時の自分が見えてきます。地域の産業や風土に密着するなかでお客さまとの絆が生まれ、その絆のなかで人も育つ。これは今も昔も少しも変わっていないと思います。

次に配属となった白河営業所ではパッケージの開発にイチから携わったことが思い出されます。当時、担当するお客さまが新商品の開発に取り組んでいることを知った私は、できる限りの情報を集め、グループ会社である高速シーリング(現高速シーパック)と連携するなかでこのプロジェクトを進めていきました。このように、包装資材の提供だけに留まらない仕事の広がりと、若手にも大きく挑戦させる当社の仕事観、人材観を肌で知ることができたのは、今日へといたる大きなステップになったと感じています。

いまや「高速」は私にとって、かけがえのない仲間であると同時に、強力な武器でもあるのです。

入社8年目、私は新たに開設された横浜営業所の所長となりました。社名もまだほとんど知られていない地でのたった一人のスタート。一人でしたが、独りだと感じたことは一度もありませんでした。従来より当社には、全社が輪になって仕事に取り組む姿勢が確固たる企業風土として根付いており、そして何よりも、提案営業、物流ネットワーク、商品開発、情報システムといった独自の強みはすべて「高速」という総合力のなかで常に発揮されます。確かに首都圏はマーケットが大きいぶん競合も激しく、際立った特色やメリットを打ち出さないことには土俵に上ることさえ叶わない厳しいエリアなのですが、鮮度の高い情報を幅広く集め、個々のお客さまの課題を掘り起こしていくと、そこには、当社の総合力を存分に発揮できる部分が手つかずのまま潜んでいたりします。

そして現在は、大阪に本拠地を置き、関西・中四国支社の支社長を任されています。初めての関西駐在ということもあり地域性や言語の違いに戸惑いを感じましたが、駐在先ではごく自然に仲間として向かい入れてもらえたことで心配は要りませんでした。新しい事に挑戦することが好きな私は、これからの展開に気持ちが高まっています。

いまや「高速」は私にとって、かけがえのない仲間であると同時に、強力な武器でもあるのです。

2003年入社

関東支社 関東第二エリア エリア統括村主 恵一

社歴

2003年 04月
山形営業所 配属
2008年 04月
山形営業所主任
2010年 04月
つくば営業所所長代理
2011年 04月
つくば営業所所長
2018年 04月
関東第二エリア エリア統括(現職)

就活時代に予感した仕事の広がりを、いま目の前にしています!

入社後、ピッキングと配達の現場で商品群と直接に向き合った私は、それぞれにどんな特徴があるのか、どうやって作っているのか、興味を感じるたびに周りの先輩たちに何度も聞いたことを覚えています。そして2年目に営業として山形営業所に配属。地元のスーパーマーケットチェーンとその関連企業である食品加工会社をお得意さまとする歴史のある営業所です。知識も経験もない私に比べれば、どのお客さまもその道のプロ。毎日のおつきあいのなかで与えられる宿題には、「さて君ならどうする?」という新米への投げ掛けが感じられ、とにかく及第点を取ろうと勉強を重ねた、そんな日々でした。けれども、真に報われたのは“正直さ”だったように思えます。配送効率の現状から売場のカラーにいたるまで、「教えてください」とお客さまの懐に入り込んで研究したその成果が、後に付加価値を生み出し、信頼へと繋がっていきました。本当に、お客さまに育てていただいた、そんな新人時代だったといえます。

地域一番店を目指して新規開拓に挑む

興味が尽きない面白さ。この感触が、就活で「高速」に出会ったころから現在にいたるまでずっと変わらずにあることを、営業所長となった私は、いまあらためて感じています。就活当初にまず抱いた興味は、食品軽包装資材という商材の奥行きと広がりでした。なにしろ、トレーや弁当容器、ラップ、ラベルといった食品の包装資材は、自分の生活を見渡しただけでも種類が膨大で、しかも日々大量に消費されています。この食品の流通に欠かせない資材を専門に扱う商社が、東北の地元企業として、いま全国に向けて実力を発揮しつつある。商材の広がりの先に仕事の広がりを予感し、さらに興味を抱いたのはいうまでもありません。

現在は、若手社員の新しい感覚と消費者目線による商品提案に、自身も刺激されながら伴に活動しています。多くの出会いを大切にし、チーム力を発揮して行きます。

1995年入社

信越支社 新潟営業所 所長野村 哲弥

社歴

1995年 07月
中途入社(新潟営業所)
2003年 04月
新潟営業所主任
2004年 01月
長岡営業所所長代理
2006年 10月
新潟営業所所長代理
2007年 10月
新潟営業所所長(現職)

小規模営業所の運営で培ったマネジメント力

高速での最初の一年は配送中心で今で言う業務営業職に近い形で仕事を覚えていきました。その後当時の所長より営業に力を入れてほしい旨の話をきっかけに、営業としてのキャリアがスタート。新潟営業所で初めての営業職の新卒配属も重なり、よい意味で刺激しあいながら、共に営業として高め合いました。若いから許される失敗が多かった新人時代ですが、お客さまをはじめ、会社や上司にも恵まれ、徐々に営業の形を築いた時期でもあります。

その後、新潟・長岡営業所を兼務していた所長のサポートを目的に、私が長岡営業所をとりまとめる立場で異動。当時は10名程度の小規模営業所でした。人数感の違いにとまどいながらも、事務、ピッキング、配送などマルチにこなす一方で、営業所全体のマネジメントを日々勉強。現場で最も責任ある立場でしたから、私が判断して進める案件や全体をコントロールする機会も自然と増えていきました。中越地震での被災も経験し、多くの方から支援をいただいたことは今でも忘れません。

人材育成と働く環境の改善で営業所強化を目指す

長岡から新潟営業所に戻った後、一年で所長になりました。新潟営業所は大手や地元スーパーマーケットのお客さまを中心としたお取引があり、特に物流面での差別化を強みとしています。よいチームワークで、取引開始後の信頼獲得にもつながっています。一方で、食品加工をはじめとする他業種のお客さまでは、老舗企業との関係性も強く、シェア拡大の余地を残しています。業務の平準化や見直しにより、営業が営業に専念できる体制強化を進めながら、お客さまのビジネスや数字に貢献できる提案ができるよう精進していきます。

営業所運営では社員の人材育成の強化が課題。これまでの取り組みでも成長の兆しが見えていますが、さらなる成長が目標です。社員のキャリアアップ、将来のマネジメント候補の育成など取り組むべきことは多いです。新潟営業所は新卒の配属・教育拠点としても認知されており、より期待に応えたいですね。障がい者雇用と教育にも力を入れており、実際に活躍してもらっています。さらなる現場の理解で、今後も社会的な課題にも積極的に取り組んでいきます。

2005年入社

南東北支社 福島営業所所長齊藤 高平

社歴

2005年 04月
八戸営業所 配属
2010年 04月
八戸営業所主任
2010年 10月
福島営業所主任
2013年 05月
福島営業所所長(現職)

顧客の成功をめざして、トータルプロデュースできる仕事の面白さを実感

入社後はまず、倉庫内作業と配送を兼ねて、商品を覚えることに夢中でした。思った以上の商品量と種類の多さに驚いたことを思い出します。そして今私たちの営業の仕事が見えてきました。包装資材の販売だけが私たちの仕事ではありません。あくまで顧客のビジネスを成功に導くことが我々「商社」の使命です。顧客のビジネスに合わせてトータルにプロデュースできることがこの仕事の醍醐味といえるでしょう。

私が以前手がけた案件で、 大切にしていることはあくまで「売れる商品」として仕上げること。その「包装」で売り場をかざったとき、手を伸ばしたくなるかとイメージすることからはじまります。また表舞台だけでなく、その商品の流通経路を踏まえて配送用のダンボール箱を提案することもあります。自信を持って得意先に提案するため、形や特性を知り、よりお客様の商売を効率化できるよう考え抜きます。そうして仕事の流れまで踏まえて把握した提案やパッケージが消費者の手に渡り、最終的にお客様の売り上げとして成果があらわれたときは嬉しいですね。提案型営業だからこそ得意先から信頼と長期的な取引を獲得できるのです。

営業所のチーム一丸でさらなる新展開に挑戦中

私は入社5年後に主任となり八戸から福島に異動。その3年後、福島営業所の所長になりました。これまで以上に、スタッフと協力して地域のお客様のお役に立てるようにと団結して各々の仕事に取り組んでいます。地域により必要とされる商材やニーズが異なることから、何度もお客様のもとへ足を運び、意向を積み上げる。売れる商品をご提供するため粘り強く行動することが大切だと日々感じています。もちろん営業所長として、これまでの仕事の進め方も見直しています。今までこうだったから、ではなくゼロベースで判断し、守るべきこと、改めるべきことをしっかり見据えることが重要と考え、商品の信用を得る前に、人間としての信用を得ることをチームの信条に、地域のシェアNo.1の実現を目指し取り組んでいます。

1997年入社

業務部 事務改善課 課長吉田 麻也

社歴

1997年 07月
中途入社(山形営業所)
2000年 04月
山形営業所主任
2003年 04月
山形営業所係長
2008年 04月
山形営業所課長代理(内部統制担当兼務)
2017年 04月
業務部 事務改善課課長(現職)

一営業所の事務から、会社の教育・内部統制を考える役割へ

高速で仕事を始めてみて、食品軽包装資材の卸売りの奥深さを知りました。入社当時は今のようなシステムや仕組みがないため、お客さまからの注文はサンマ3匹が入るトレー、ハンバーグ弁当の容器など、売り場に並ぶ一つひとつの販売メニューだったことが思い出されます。実際の売り場でメニューと商品の型番を紐づけて覚えたりもしました。お客さまを知るため配送同行やピッキングも経験させてもらったことは、全体を考える今の仕事にも生かされています。

キャリアを積んでいく中で、売上、仕入れ、経理など身につけた幅広い事務の知識を、所内の新人教育へも活用していきました。これが事務の教育の走りです。その活動を評価いただき、新規営業所の開設やM&A時の拠点教育も担当するようになりました。その後、上場企業として内部統制の重要性が高まり、業務記述書やフローチャートなどの作成、運用業務の整理、規程の見直し、社内浸透の担当にも選任。より広い視点での教育を考える必要性を感じましたね。

挑戦できる環境で、活躍できる事務職のフィールドが広がっています。

2017年には業務部事務改善課の設置と共に課長へ昇進。事務業務を中心に会社全体のよりよい方針を決定・上申できる組織で、本部側から営業所全体を見て専門的に変えていけることに、感謝とやりがいを感じています。各営業所の支援・教育や内部統制の整備はもちろん、業務手順の見直し、システム改善、資料の統一や簡素化なども進め、インフラ面から事務効率の改善にも努めています。高速全体の内部統制の強化、意識の浸透や知識の底上げに力を入れています。

事務職の悩みや疑問は人それぞれ。本部の立場から、多くの声を拾ってクリアにすることが私たちのミッションでもあります。研修はもちろん、小さなコミュニティでの勉強会や相談の場を通して、より身近で寄り添える課を目指します。
高速の事務職はただのキーパンチャーではありません。日々変化する「食」に対応する重要な役割を担いつつ、営業所の声を形にできるなど手を挙げればチャレンジできるフィールドが広がっている職種です。同じ想いを持ってサポートしてもらえる仲間、同じ課で働く仲間を増やし、会社全体をよりよい方向へ導いていきます。

2010年入社

関東支社 首都圏営業部 物流管理課 課長亀川 和弘

社歴

2010年 04月
水戸営業所 配属
2015年 04月
熊谷営業所
2017年 04月
熊谷営業所主任
2020年 04月
熊谷営業所係長
2020年 06月
関東物流センター物流課係長
2022年 04月
首都圏営業部 物流管理課 課長(現職)

営業職から企画職へ、業務改善から利益を残す役割へ興味がシフト

部活も同じ大学の先輩から誘われ、社員を大切にする社風と温かくも成長できる高速の環境に魅力を感じ営業職として入社。配属された水戸営業所では営業の仕事と社会人の心構えを教わりました。営業所の運営方針も変化する中で、売り上げだけではなく、物流を支える業務職の仕事のやり方一つで、会社に残る利益に貢献できることに興味を持ち始めました。業務改善の効果で前年比利益130%を達成したときは、刺激を受けましたね。

熊谷営業所への異動時に営業職から企画職へ職種変更し、物流業務改善をメインとする仕事へシフト。一日の作業計画と時間配分、無駄の排除など、本格的に業務効率化と向き合いました。キャリアを重ねる中で、所長に対して物流面での提案も行うまでに成長し、併せて高いコスト意識と関係者を巻き込む仕事の進め方を学んでいきました。関東物流センターへの異動は、人数も仕事も倍以上となった現実を目の当たりにし、各業務や時間帯での最適な人員配置をこれまで以上に考えるきっかけに。物流コストを加味した上で着実に利益を残すための営業時代の経験が今でも生かされています。

最終目標は、業務社員が楽しくやりがいを持って仕事に取り組めること

今では当社最大の物流部門をマネジメントする立場となり、私の判断一つが会社の経営にかかわるため責任の大きさを感じています。よりよい体制と運営には、同じ目標に向かって高速の物流業務を担える人材育成が最重要課題。まずは若手社員それぞれが各担当範囲をしっかりマネジメントできる体制を築いていきたいですね。自然と職場環境全体が把握できるような体制を作り、よいサイクルで仕事が回っていくのが理想です。若手社員の成長を目の前で感じる瞬間は、とてもうれしいですね。

会社全体の業務社員の育成という観点から、業務社員勉強会の講師も担当。各営業拠点の業務職とのかかわり、取り組みを知ることは新しい学びの場にもなっており、高速全体の業務を考えるチャンスでもあります。以前よりも物流業務における新しい取り組みへの投資の機会も増えており、各営業拠点への横展開含めた体制作りのためにも、同じ想いや意識を持つ人材育成に尽力していきます。業務社員が楽しくやりがいを持って仕事に取り組めることが最終目標です。

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